DATAの年報は冷酷な数値の計算を追及するものである。まさに残酷で、正直、且つ客観的な事実を追跡し、そのありのままの姿を提示することを目的としている。
だが、冷酷な、厳しい事実は人をその状態、すなわち冷酷な状態に置くこともある。2005年以降の大いなる約束、偉大なる望みは遅々たるペースで履行されつつあるとしかいえず、2005年のグレンイーグルズの公約を歓迎したあのエネルギーや熱意は容易に冷却し得るといえる。有難いことに、真に必要とされる土地、アフリカにおいては、そのエネルギーとダイナミズムは衰えてはいない。アフリカの人々は提供された慎ましやかな増加を懸命に生かそうと努めている。
アフリカの人々は、成功が可能であること、また、G8(主要8ヵ国)の公約が履行されると、意図した通りの成果-すなわち、人命を救い、極貧を削減するという成果を達成するために使われるものであること―を繰り返し立証するのに余念がない。そうした成功こそ、公約の完全履行に向かってわれわれすべての心を揺り動かすものとなる。